あと1回の授業ストックがある,と思うと授業準備がおっくうになる


中学生や高校生の時は,学校の授業は毎日あって定期テストまでの授業数は無限とはいわないまでも膨大に感じた.
しかし実際に授業を運営する側に立ってみると

  • 考査までの授業数は意外と少ない
  • しかし上司(科長,教務)からは膨大な指導範囲を指定される
  • イベントによって授業がつぶれるのが非常に痛い

という3点を痛感する.

週にその授業が何回あるか=単位数


自分が担当する授業は大半が2単位の授業,つまり週に2回授業がある.
そして定期考査までの期間は,たいてい1ヶ月と少し.
だいたい8回の授業で進んだ範囲から出題するのだけれど,4月には健康診断や式典,GWがあったりして意外と授業がつぶれる.
正味6回くらいで進んだ範囲でテストを作らないといけない.


当然教科書を全部終わらせるとか無理.


ある程度,考査ができるとする範囲を決めてそれを必死に終わらせる状況.


結果,なんというべきか,木を観て森を見ず状態で新任講師は授業を組み立ててる.
学習取得目標を決め(戦略),各授業(戦略)を練るという基本ができていないことは自分でも痛感している.
せっかく教科書は比較的体系立てて構成されているんだけど,それを生かしきれていない.


もう少し余裕を持つことができたら,戦略的に授業を展開できるのだろうか.
ていうか,教師用に教科書の構成とか解説とか加えた教科書とかないの?授業準備大変すぎて死ねるんだけど!