京都大学で開催されたGPS研究集会に行った/発表した
Rユーザー会で知り合った,TwitterID:takeshouさんの紹介でGPSの研究集会に参加して発表してきました.
「GPSを使った牛の行動解析」ということで
- なぜ牛の位置情報を知る必要があるのか?
- GPSを使って何をしたいのか?
- どこまで解析できているのか?
という3点が重要かなー,と思い,軽く(ネタっぽい)発表を作りました.
発表に使ったスライドですが,データ部分と未発表の部分は削ってあります(なのでなにがなんだかわかりません).
英語は前日の夜にメールで「外国人いるから英語のキャプションなるべくつけてね」というメールを受け取り,あわてて適当につけたものなので非常にいいかげんです.
京都GPS2010View more presentations from ikakura7188.
研究集会について
先にも述べた通り,takeshouさんの紹介で発表する機会を頂きました.
主催者は東京大学の先生や,京都大学の東南アジア研究所,立命館大学の先生で,そんな 恐ろしい GPSの専門家の研究者が集まる集会にとりたててGPSとかいじってないぼくが場違いにも参加し発表までしました.
自分以外に学生だと,大学院生(ドクター進学)の方が発表されていました.
ぼくの発表
...ぼくの研究対象の分野ではGPSで位置情報をとることはがんがんやっているのですが,ぼくはめんどくさいので位置情報のデータはとったんだけど解析していません*1.
つーわけで修論にも載せなかった解析データを,だいたい3日くらいで解析して発表しました.
4個体データとったのに1個体分のデータしか出せなかったのはそこらへんが原因.
頂いた指摘として
- やっぱ全個体のデータを比較したいよね→R使って解析スクリプトくめればなんとかなるけど(めんどいので)無理でした.
- GPSにいろんなデータを重ねて行くって発想はいいよね
- そのセンサなにどういうしくみなの?→加速度を拾うんだけど,骨伝導のしくみで音も拾える.
- センサいくら?→1600円だけどケーブルやプラグは自分でつけないとだめ.
- そんな環境でもGPSでデータちゃんと拾えるの?→この場所では大丈夫だけど以前やってたもっと広いところだとたまにロストした.
なんかうちの准教授と一緒に質問に答えてた.
背景的なことはずっと詳しいし.
んでGPSとはあまり関係ない,牛のパラメータをとるセンサが好評だった.
今まで適当にやってたけど,空間利用の専門家の人に対して発表して「方向性は正しいし,それほど間違っていない」って感触のリアクションがもらえた.
やっぱ自動化というか,解析をもっときちんとやって結果を出せるようにしないとだめだなぁ.
どうでもいい一幕
- センサの写真を見せようとしてiPhoto開いたら,Rユーザー会の時にとったsyou6162とy_benjoとかつどん先生が微笑んでいる写真がなぜかセンサの写真の横にあった.非常に焦った.わざとではありません.
*1:んでデータの意味を理解できるのがぼくだけなんでたぶん今後解析されることはない