教員免許更新制度

教員免許更新制、早くも暗雲? 定員割れ講習が続出

 中止が決定した講習で目立ったのは「素粒子物理学の発展」(弘前大)や「社会科に関する学問の歴史」(群馬大)など、専門性が高かったり特定教科に特化したもので、申込者はゼロ〜数人。これに対し、カウンセリングや発達障害など、教員が教育現場で対応を迫られている講習は、定員の9割を占めるほどの好調ぶりだという。

 「部活や生徒指導で多忙な中で受ける講習は、現場ですぐに実践できるものでなければ意味がない」と都内の教員関係者。


教員免許の更新制度について軽く復習的な内容

 教員免許更新制 教員免許法の改正により、10年ごとの免許更新を義務づけた制度。対象者は大学などで計30時間(5日間)以上の講習を受ける。認定試験で60点未満の場合は不合格で、2年以内に再講習、再試験で合格しないと免許が失効する。同制度は民主党が抜本的な見直しを主張、自民党は着実な実施で教員の質向上を図るとしている。


そういえばうちの大学でも6月くらいに講習やってた.
専門性の高い講義が敬遠されるのは,認定試験で60点をとるのが難しいからなんじゃ...


講義を受けて指導力や授業力が格段に向上するとは思えないけど,大学で講義を受けて新しい知識を入れるという構想はいいんじゃないかと思う.
問題は大学の教授というのは,割といいかげんな人も多いのではたして講義の質は確保できているのか.
あと,まじめに授業,部活,生徒指導などの教務をやっている教員にとって5日を大学に行く時間として割くのはやっぱり大変だよね.